ホンダワラ考

 今日あたしは休日で、一日釣り三昧しました。

 早朝。昨夜のうちにメバル釣りのタックルを用意していたのですが(老眼がひどくて夜明け前の暗い中でガイドに糸を通したり結んだりするのが一苦労なので前夜に準備)、予報と違って風が強く波が高かったのでメバル釣りを諦め、セメント岸壁へ回ってサクラマスを狙いました。

 持病の肩痛が悪化して休み休み7時までルアーを投げましたが、「宝くじ」と称される港湾サクラは簡単には釣れません。数日前にサクラマスのチェイスを視認したので居ないわけではないのですが、河口にシロウオ漁の簗が設置されていても販売の幟が立っていないので、シロウオはまだ入っておらず、サクラマスの本格シーズンも、もう少し後になると思います。

 朝食後。どうしてもメバル釣りがしたかったので、久しぶりに夏泊半島東岸のHGへ行きました。早朝に老人部メバル専科のK氏から、HG含め近隣の堤防での釣果がいまいちだと聞いたので、カレイ釣りもできるようにイソメも用意しました。

 HGに到着。堤防まわりの状況を確認して愕然としました。

 水深の浅い港湾ならまだしも、HGの堤防外側はかなりの水深があるのに、水面までホンダワラが伸びて繁茂してました(何メートルあるんだよ😮‍💨)。 軽量ジグヘッドでのメバル釣りは無理そうなので、アブラメ釣りに変更。藻の先の沖目の根を狙って遠投です。しかし、見えている藻の先も水面に出ていない藻だらけで、あっと言う間に根掛かりして仕掛け2つをロストしました😢

 ならばとカレイ釣りに変更。堤防内側に投入です。しかし、内側もあっちこっちに水面に出ていない藻が生えていて、カレイ仕掛けも根掛かりでロスト。リーダーを付け直してキャストしたら、3回の根掛かりでラインが短くなっていて、糸が出きってしまいました😩

 退散です😓

 昼食後、肩〜腕が痺れて我慢できなくなった😖ので、病院へ行きました。

 待合室で待っている間、なぜホンダワラが大増殖しているのか気になって、ネットで調べてみました。

 秋田県〜石川県の日本海沿岸では食料として食べている、とか、陸の食料農地と競合しないのでバイオマス燃料として栽培している、とか、いろいろ面白い事は分かったのですが、肝心の増殖する原因は分かりませんでした。

 ただ、流れ藻にサンマ、サヨリ、トビウオなどが産卵する、とか、モジャコ(ブリの稚魚)やメバルの生息地になる、と書かれていて、今まで経験的に感じていた「ホンダワラが多い年はメバルなどの釣果が上がる」理由がはっきりしました🙂

 あたしの勘ですが、「ホンダワラは波が強いと活着できない」そうなので、冬の季節風で荒れる夏泊半島西岸のIGやUGにホンダワラが少なく、東岸や野辺地湾に多いことからも、「海が穏やかになっている」からではないか、と。あたしのブログで確認すると、むつ湾を台風が通過した翌春はホンダワラが少ないみたいです(多いと書いてないので)。

 痛み止めと痺れ止めの薬とシップを出してもらったので、飲んで貼って港湾へ出勤しました😌

 15時。満潮への上げで、サクラマス狙いのアングラーが結構いましたが、どうしてもメバル釣りがしたくて、ワームを持って堤防へ出ました。見るたびにホンダワラが増えているようで、HGよりひどく、みっちみっちでワームを落とす隙間もありません。なんとか隙間を見つけてワームを落とすと、小アブラメや、ちびソイが釣れましたが、日中のせいかメバルは釣れませんでした。


 港湾のカレイですが、四天王Sw氏や堤防駐車場にいつもいるおじさんに尋ねたところ、木っ葉ガレイしか釣れない、とのことでした。港湾は、木っ葉ガレイが釣れ出したら終わりです。