ぶっ飛びスプーンを探して

 今朝は夜明け前に六ケ所村の原燃港へ行きました。太平洋岸でイナダが上がっていると聞いたからです。実は一昨日の午後も行きました。が、青物は回遊次第で、特に原燃港は当たりハズレが大きいですから、ベイトもおらず、2日ともボウズでした。

 ヒラメも入っていないか底層も探ってみました。他の釣り人らも泳がせ釣りをしていましたが、あたしが居る間、誰にも釣果はありませんでした。まだ時期が早そうです。

 ただ、一昨日来た時は小型でしたがカレイが釣れていたし、今朝は隣りのアングラーがダツを上げました。

 原燃港で活躍したのはジャンプライズのぶっ飛びスプーンです。港湾のような水深が浅い所はミノーを投げていれば間違いがないですが、原燃港のような水深のある釣場では棚(レンジ)を探らなければならないからです。詳細は公式ページや動画に譲りますが、ぶっ飛びスプーンはレンジ・キープが容易なので、表層はセットアッパーで中層はあれで底層はこれでとルアーを換える必要がないので楽です。

 で、そのぶっ飛びスプーンですが、SNSとか見てもらえば分かりますが、全国で品薄です(なぜか徳島県は店頭にあるそうです)。あたしは青森市の上州屋とそふえ釣具店の売れ残り(不人気カラー)を2個(仕方なく)買いましたが、一番釣れると言われているパールカラーが欲しくて、行く先々の釣具店を覗いているのですが、パールカラーどころか全部、どこも品切れでした。仕事ついでの弘前市や岩手県盛岡市の釣具店も駄目でした。

 品薄の原因は(最近ではコロナが流行りはじめた頃のマスクがそうでしたが)転売目的の買い占めです。原価は1,140円なのですが、某通販では上記のパールカラーが4,000円で売られてました。日本は商社という転売によって成り立つ大企業が存在する国なので、転売がどうこう言う気はありませんが、「どうかジャンプライズさん、量産お願いします🙇」

 あ、言っておきますが、ぶっ飛びスプーンは画期的な新商品ではありますが、特別に釣れるという訳ではありません。あたしはまだ1匹も釣れてないし、ネット上の評価も「普通に釣れる」程度です。