ナブラに翻弄

 昨日今日とあたしは連休だったので釣り三昧しましたが、どこへ行ってもナブラに翻弄され、暑さのなか走り回って疲れたのか、今朝は久しぶりに寝坊して早朝のお務め(釣り)をお休みしてしまいました。

 ずっとそうなので精神的ダメージはありませんが、8時頃、昨日シロギス釣りをして余ったイソメを処分しようと港湾の堤防へ行ったら、昨日までなかった血抜きの後があり、年に何度もないお休み時に青物か何か上がったようです。

 話は前後しますが、昨日の早朝は、一昨日の午後セメント岸壁でワラサが上がったので、朝マズメのチャンスタイムに堤防先端で待ち受けていました。堤防西側の遠目でナブラが立ち、数十分後にルアーが届く所でもナブラが立ちましたが、それっきりで釣果はありませんでした。

 昼からは夏泊半島西岸MGへシロギス釣りに行きました。釣具のモトオ店でイソメを買っている時、客が「この辺でシロギス釣れないか」と店員に尋ねてました。ちょうどシロギス釣りに行くところだったので、教えてあげようかと思ったのですが、今年は釣期や釣果がめちゃくちゃなので、釣れるかどうか確信がなく、やめました。

 釣期がめちゃくちゃ、で思い出したのですが、サクラマスがまだ跳ねていて(この日の朝もセメント岸壁前で跳ねていた)、逆に6月にヒラメが入って来ず、7月なのにサヨリが見られず、四天王Mr氏いわく「水温が低いんだろうな」と。青物がいま釣れ出したり、例年より1ヶ月遅い感じがします。

 MGに到着。タックルを組んでクーラーも持って駐車場から堤防へ向かって歩いていたら、堤防の入江内で激しいナブラが発生しました。ナブラの勢いからシイラのようです。

 急いで車に戻ってタックルを組み直し、「いざ」とルアーを投入したのですが、ナブラはそれっきり、一過性でした。

 先客が1名おり、シロギス釣りをしていたので釣果を尋ねたら、「朝からやって3匹」でした。先客いわく「今日は食いが悪い」そうで、シーズンに入っているにはいるようです。

 が、あたしが来てから全く釣れませんでした😖 着底とともにアタリがあってエサが盗られ、挙げ句に2本の針がきれいに無くなっていて…フグ地獄でした。

辛うじてカナガシラが1匹。こいつは置き竿をガラガラ引っ張っていくのでびっくりします。シイラ狙いでルアーを投げていた時だったので、ロッドが海に落ちるとこでした。

 15時に切り上げて、港湾へ戻ってサクラマス、青物狙いをし、17時過ぎまで粘ってみましたが、スコンクでした。

 前日のようにサクラマスの乱舞はありませんでした。例年、青物が入るとサクラマス・シーズンが終わるし、四天王Mr氏いわく「サクラマスは高水温に耐えられない」そうなので、いい加減シーズン終了ではないかと思います。

 で、今朝は上記のように朝マズメに寝坊し、朝食後、アブラメ釣りをしようと思って昨日のイソメの残りを持って港湾の堤防へ行きました。というのも、ここ数日、堤防でルアーを投げていると、良型のアブラメが足元を泳いでいるのを何度も見たからです。

 と、堤防の中程を歩いていたら、誰もいないセメント岸壁でナブラが発生し鳥山が立ちました。

満潮時間帯に誰もいないなんて…

 行こうか行くまいか悩みましたが、昨日のシイラのことが頭をよぎり「どうせ一過性だって。今から行って、タックル組んでたら間に合わん」とアブラメ釣りを決行しました。未練を振り払おうと「歩こう 歩こう あたしは元気ー」と歌いながら堤防先端へ向かいます。

 が、その堤防先端西側、20mぐらいの目の前でナブラが発生。

「いやいやいや。ここから駐車場まで行ってタックル組んで戻ったら15〜20分かかる。無理だって」

 もっと派手なナブラが!

「見ないふり見ないふり」 堤防の反対側を向きアブラメ釣りを決行。ガヤが入れ食い😑 ソイも好調です。


昨朝あたしが堤防でルアーを投げている時、先端でソイ釣りをしていた人は入れ食いの大漁でした。

 と、今度は堤防の東側の目の前でナブラが発生。堤防まわりを回っているようです。

「そんなに俺に釣られたいか!」

 我慢できなくなり駐車場へ走りました。59歳にはきつい🥵 汗が滝のように流れ、もう死にそうです。

 タックルを組んで戻って来た瞬間にナブラが発生。心臓がなんか変でしたが、今年初のナブラ撃ちです。

 が、それが最後のナブラでした。その後、海は静まり返り、あたしは、たった1投のために死にそうな思いをしたのでした😭 (あたしが不在の間、ナブラ・ラッシュだったのでしょう)

 アブラメ釣り用のタックルを車に置いて来たので、また駐車場まで戻りました。

 アブラメ釣りを再開。途端に北風が強くなって、藻が漂着して来ました。この時期、北風といえばシイラですが、もう懲りごりです😮‍💨

 風が強くなって0.9gジグヘッドの漂わせ釣りができなくなりました。取り敢えず弱ったイソメを使い切りたかったので、(オモリを持って来てなかった)キャロを付けて春のカレイ・ポイントに遠投しました。ヒラメが入ってないのでハゼがいっぱいだろうと予想したからです。

それと、カスミちゃんがずっと傍で待っていたのでハゼを釣ってあげようと思いました。

 してみれば想定通りでしたが、それ以上にびっくりしたのは、もう正午近くだというのにポイントを見つけるとカレイも入れ食い状態でした。

キャロは、糸を結び直さずに装着できるアウトシュートです。
メインは15cmぐらいの小ガレイですが、たまに20cmオーバーのギリお持ち帰りサイズも釣れます。数だけなら3〜4月のシーズンより釣れる感じです。

 イソメがなくなったのですが、こんなに釣れるならパワーイソメでも釣れるんじゃないかと試したところ、2投2ヒットの打率10割でした。

 小物ばかりでしたが、大漁で楽しかったです。

 あれ? アブラメは? 

[PS]堤防まわりの近場を底引きすると、去年激減していたシマハゼがいっぱい釣れました。

 シマハゼはアブラメのベイトです。アブラメ寄っていた理由が分かりました。