キス釣り

MG奥の堤防でゲット!!
あたしが子供の頃、キスは野辺地湾でも普通に釣れました。それが、いわゆるレジームシフト(生態系の変化が固定する)によって現在、港湾では全く釣れません。特別な対象魚がいなくなる7〜8月期、クラブメンバーのなかにはわざわざ西海岸(日本海)までキス釣りに行く人もいます。四天王Kb氏曰く「キスは天ぷらになるために生まれてきた魚だ」と、食べて美味しいのは分かっているので釣りたいのは山々ですが、軽自動車で日本海まで行くのはなあ、と躊躇してしまいます。
 釣り雑誌には時折、むつ湾でキスを釣っている記事が載っており、昨日紹介した『釣り東北9月号』にもモトオ釣具店のモトオさんが立派なキスを釣りあげている写真が掲載されていました。加えて一昨日、クロダイ釣師Ak氏が夏泊半島UGでキスを釣って来たと言うので、にわかキスを釣りたくなり、昼から夏泊半島西岸UGヘキス釣りに行きました。
 真っ昼間の干潮で何も釣れないかも、と思いつつ、ダイソーで買った3本針の仕掛けにイソメを千切って付けて投入。
 1投目。
  2投目…
3投目…
仕掛けがぐちゃぐちゃになりました😫
入れ食いです😑 トリプルで掛かると結構ロッドがしなります…って全然うれしくありません。堤防の内側も外側も、ちびダイとメゴチだらけでした。やっても無駄なのでさっさと退散。
 車を走らせて、不意に思い出しました。爆音男Ss氏と春ガレイ釣りをして夏泊半島の各漁港を放浪した時、MGの海洋研究所の堤防で「シーズンになればここでキスが釣れますよ」と氏が言っていたのです。で、寄ってみました。
 子供らが海水浴してました。暑くて仲間に入りたかったですが、まずはキスです。
 UGのようにアタリはありません。あっちこっち投げて底引きして、(多分)駆け上りを発見。そこでアタリが集中します。なかなかヒットしませんでしたが、ようやく掛けた1匹目が、念願のキスでした‼ 感動です😆 子供のころ以来、実に45年ぶりに、その美しい姿を見ました。
 10匹ぐらい釣れたら晩ごはんは天ぷらだ、と意気込んだのですが…風が強くなりラインがたわんでアタリが取れなくなったら、ちびダイ・ラッシュになってしまいました。
 次回はマズメや満潮の時に挑戦してみようと思います。
[PS]帰りしな港湾に寄ったら、たくさんのアングラーがルアーを投げていたので、そのなかの一人、四天王St氏に「何か上がったんですか?」と聞いたら、14時半ごろ堤防先端で77cmのシーバスが上がったそうです。河口域やセメント岸壁と違い、堤防先端で真っ昼間に釣れたシーバスは通りすがりです(9月の15時ごろ突然釣れるときが毎年ある)。事実、あたしが来た17時まで他に誰も釣れませんでした。