カレイの釣り方 その2

 今日の港湾は時おり晴れ間がのぞきますが相変わらずの真冬日で地吹雪が立ってます。港湾釣りクラブの会長として毎日皆勤で港湾を覗いてますが、釣りができるような状況では…なんと赤灯台堤防駐車場で竿を出している人が1人いました。あいさつに行こうと思ったのですが、駐車場の雪が深く、あたしの軽自動車ではスタックしそうなのでやめました。凍死しないように頑張って下さい。
 で、今回は12月14日投稿「カレイの釣り方その1」の続編その2「真冬のカレイ釣り」です。まずは1月20日投稿「ニシン第3戦」の時に釣り上げた沼ガレイを見て下さい。お腹の向かって左にシミのようなものがあります。
これを拡大してみると(スマホって便利ですね)、
わかります? 寄生虫がへばり付いているんです。変温動物の魚は水温が下がると活性が落ちます。動かなくなったカレイのお腹には虫やコケなんかが張り付きます(逆に今後温かくなってお腹が真っ白できれいになれば活性が高くなった証拠で本格的なカレイシーズンの到来です)。冬季のカレイはあまり動きません。仕掛けを投げっぱなしの置き竿だと着底した所にカレイがいなければ釣れる確率は低いです。だからあたしは底引きの探り釣りをします。
 また、置き竿のカレイ釣りをしている人が「冬のカレイはいつ食ったのかわからず、巻いてみたら釣れていた」と言うのですが、ズバリそれは着底してすぐに食っています。それだと面白くないですよね。やっぱりピクピクってアタリがあって、ドキドキしながらアワセを入れて針掛かりさせる。それが釣りの醍醐味でしょう。上の写真の口部分を拡大すると、
ほら、見事に針掛かりしてるでしょう。このカレイが釣れた時、ちゃんとアタリがあって一呼吸おいてアワセたんです(その1で紹介しましたが、針は流線型ではなく丸型のアワセ針です)。賢明な皆さんは、探り釣りのもう一つの利点に気がついたと思います。そうです。針を飲まれないんです。ハリスが痛まないし、針外しが容易です。
[PS]サーさんからのメールで、ガルプワームがリニューアルして販売されるそうです。良かった。