リールについて(釣具編その1)

 暴風雪で釣りに出れません。なので保留していた匿名さんからの問い合わせに関する話、釣具についてその1リール編です。最初に断っておきますが、あたしは他のクラブメンバーほど釣具(特にロッドとリール)について詳しくありません。貧乏なので、四天王Kb氏やサーさんのようなロッドとリールで20万円なんて、車に例えるとポルシェやフェラーリの別世界です。メンバーのなかで最も道具に詳しいのはHm氏なので、道具談議をしたければ氏を紹介します。
 ただ、あたしは暇なとき平内のモトオや青森市の上州屋やそふえ釣具店に1時間も2時間もたむろして各釣具の説明書を読んでわからないと店員に質問したり、職場がアウガの向かいなので休憩時間に市民図書館に行き『釣り東北』などの雑誌を定期購読?している(どっちも金がかからない)ので流行には長けてます(ちなみに港湾で34ワームを流行らせたのはあたしです)。また、貧乏なゆえに安い釣具を使うため、安物の欠点に熟知しています。今回は貧乏ゆえに会得した知識の話です。
あたしが持っているすべての道具なかで最も高価な、ダイワのエメラルダスです。丸型のハンドル取手と2500で235gという軽量さに憧れて(肩痛のダメージが小さい)、モトオのバーゲンセール3割引で正気を失って購入してしまいました。
4年前に野辺地の実家に戻り、子供の頃の趣味の釣りを再開した当初、数千円の安いリールを購入しました。1年もしないうちにハンドルが重くスムーズに回らなくなり、2台目も安物を購入。半年もしないうちに1台目と同じようにダメになりました。頭に来て買った上州屋で文句を言ったら、「安いリールのギアはプラスチックでできていて耐久年数が短い。それでも普通2・3年はもつのに半年でダメになったということは、お客さんは普通の人より何倍も釣りをしていませんか?」…図星でした。納得したあたしは「じゃあ、ギアが金属で最も安いリールは何か」尋ね、「ダイワのエクセラー」ということで、いま使っているリールの3台はエクセラーです。
 後にアブガルシアのリールを買って年末に分解して手入れしたら、すぐにダメになったことがありました。これも店員に聞いたら「今のリールは内部がシールドされているので素人が分解してはいけない」と言われました。リールを手入れするときは、スプールとかを付けたまま(外すとダメ)でシャワーとかで水洗いし(洗剤は不可)、ベールの可動部とラインローラーに潤滑油をさすだけでOKだそうです。つまり、余計な手入れをせず「使い潰す」ことが今のリールを最も長持ちさせる方法なのです。