今朝は晴天で風もなく凪ていて気温もさほど低くない(我が家の窓が凍ってなかったので-3℃以上)釣り日和だったのですが、昨日一昨日の雪で堤防駐車場に入れないとわかっていたし、朝から仕事(青森市に通っていて冬場は早く出ないと間に合わない)で釣りができませんでした。そこで、これから春までのメインとなるカレイ釣りのよもやま話です。
まず、出来合いの仕掛けは高価だし、あたしの釣り方に不適なので、基本、仕掛けは手作りしています。例えば一般的に売られている「撚り糸の下に2本ないし3本の針がついている仕掛け」は、使ったことがある人ならわかると思いますが、①絡まりやすい、②底引きなので藻がつきやすい、③1匹のカレイが2本の針をのむことがある、④3本も針があるとエサ代がかかる、などの欠点があります。仕掛けには各自の好みもあるでしょうが、あたしの仕掛けはこれです。
まず、出来合いの仕掛けは高価だし、あたしの釣り方に不適なので、基本、仕掛けは手作りしています。例えば一般的に売られている「撚り糸の下に2本ないし3本の針がついている仕掛け」は、使ったことがある人ならわかると思いますが、①絡まりやすい、②底引きなので藻がつきやすい、③1匹のカレイが2本の針をのむことがある、④3本も針があるとエサ代がかかる、などの欠点があります。仕掛けには各自の好みもあるでしょうが、あたしの仕掛けはこれです。
写真の左はアブラメ釣り用の枝針2本の仕掛けですが、これでカレイもOKです。カレイは底引きしないと釣れないと思い込んでいる人が多いですが、例えば今秋、セメント岸壁でシーバス釣りをしていたルアーに何匹もカレイが掛かってます。あたしの経験上、底引き仕掛けも枝針仕掛けも釣果に違いはありません。それよりも上記の欠点①と②が少ないので現場での無駄な時間と労力を減らせます。
あたしが多用する仕掛けは写真の右です。リーダーラインを痛めないように塩ビ管またはゴム管付きの中通しオモリ(ゴム管付きは6号までしか市販されていない)の上に枝針1本・下針1本です。ただしこの仕掛けは根掛かりしない港湾や六ケ所村用で、根掛かりが多い夏泊半島西岸では写真の真ん中、中通しオモリに下針1本だけを使います。
IGは50cmオーバーのカレイが釣れる好ポイントですが、漁師が使わなくなったホタテの養殖カゴを堤防回りに捨てるため、またあっちこちに根があって、底引きすると毎回と言っていいほど根掛かりします。IGのカレイおじさんは竿3本を使って投げた位置から動かさない釣り方をしてますが、あたしは置き竿をしない主義で(置き竿釣りは漁師が網を張って翌日回収する「漁」と同じで、アタリを直に手に感じる「釣り」の醍醐味がない)、竿1本で探り釣りをするため、根掛かりしても最小限の被害で済むように1本針を使ってます。針1本だとエサ代もかかりません。
写真の仕掛けを見て、あたしのこだわりに気づいたでしょうか。上の3つの仕掛けは天秤などの無駄なものを付けず必要最小限の道具で作られているので安価であり、中通しオモリ・枝針なのでアタリがダイレクトに伝わります。ここから針の種類も決まります。一般にカレイ針といえば「流線形(写真右)」ですが、流線形は飲ませて釣る置き竿用で、アタリがあったら(ひと呼吸おいて)あわせるあたしは写真左の「あわせ針」を愛用してます。飲ませてしまうとハリスが傷んで交換、つまりは余計にお金がかかるからです。貧乏人って、大変なんです。
[補足]カレイも朝まずめが釣れやすいので、暗いときは写真のような夜光針の方が断然釣れます。2本針仕掛けの1本だけ夜光にすると、夜光針にばかり掛かってきます。試してみて下さい。