やませ

 梅雨の時期の港湾は、オホーツク海気団から吹いてくる寒冷な北東の風「やませ」の季節です。旅の人(町外の人)への注意ですが、この時期は天気予報が(雨マークがなくて)曇りでもジリジリと霧雨が降っています。港湾に来られる際はカッパが必需品です。また、青森市・津軽方面から来られる方は、気温が5℃から、ひどい時は10℃も低いですから、真夏の格好だと風邪を引きます。
 今朝の港湾は、準備万端のあたしでさえ寒かったです。寝坊して5時に堤防でメバル釣りをしたのですが、鼻水デロデロでした。
数十mの高さまで、どんより雲がかかって霧雨が降ってます。
野辺地町民は東風を年中「やませ」と呼んで、昔から「やませが吹くと不漁になる」と言っています。なので、この時期の港湾はオフシーズンのように釣果が落ちます。現在釣れているのは、入り江のカタクチイワシ(今朝は大漁だったようです)と堤防のメバルです。ソイは全くいなくなりました。メバルも良型が釣り上げられてしまったのか、レギュラーサイズ(15cm)が中心になってしまいました。

 カタクチイワシとメバル≒チカとメバルだけの、ほとんど冬の状態で、むしろ、たまにアブラメが釣れる冬の方がもっと寒くてもマシかもしれません。
[PS]野辺地沖でマダイが好調と東奥日報の釣り情報に出てました。午後、仕事の合間に図書館ヘ行って『釣り東北』を読みましたが、オフショアのタイが最盛期です。堤防・陸からのマダイは去年シーズンを調査し、8月末〜9月と分かりました。まだ先です😔