サクラマス、ついに上がりました

 昨日、満潮になる正午に港湾ヘ行ってみたら、セメント岸壁200m沖でサクラマスが大乱舞してました。シーズン終盤になって、日に日に個体数が増えていて(現在10個体以上はいると思う)、新しい個体が次々と港湾ヘ押し寄せているようです。今朝も干潮でしたが、あっちこっちで跳ねていて、サクラマスの豪快な飛翔を見学するだけなら、いつでもできる状態です。

 六ヶ所サーフヘ行ったが風が強くて港湾ヘ来たと言うアングラーが、ルアーを投げているあたしに「何か釣れますか?」と尋ねるので「目の前でサクラマスがバンバン跳ねてるじゃないですか」と答えたら、ボラだと思っていたのか「え、あれ全部サクラマスですか。この時期にこんなに(いっぱい)居るんですか」とビックリしてました。

 と、満潮になって岸壁から20〜50mの目の前でも跳ね出して、必死にルアーを投げ続けましたがヒットせず、参戦した前述のアングラーいわく「サーフで跳ねてれば、釣れるんですけどね」と。

 港湾では跳ねても釣れません。サーフとは攻略法が違う。だからあたしは他と区別して『港湾サクラマス』と呼んでいるのです。

 なぜ、釣れないのか。これまでブログで何度か話ましたが、この時期のサクラマスは川を遡上し産卵する目的で接岸するので、いわゆる「口を使わなくなる」。だから、ルアーを餌と認識しているのではなく、ルアーに戯れるだけか縄張り争いのために攻撃していると考えられます。よって、釣果データがハッキリ示しているように、ジグよりもミノーの方がヒット確率が高いです。

 これまでに、あたしの実釣経験からいくつかアドバイスをしてきましたが、もう一つ付け加えると、上述の理由から、フックはシングルフックよりトレブルフックの方が良いと思います。

 で、前置きが長くなりましたが、今朝、6:30に(あっ、ついでにもう一つアドバイスですが、港湾でサクラマスが跳ねるのは完全に陽が昇ってからです)日課のサクラマス狙いで港湾ヘ行ったら、車でセメント岸壁ヘ入った瞬間、コンクリート上でビタンビタンもがいているサクラマスが目に飛び込んできました😳 その傍らにはダディK氏が。(あたしが知る限り)今期3本目の港湾サクラマスです。

 やはり、腕も実力も運もあたしより上のK氏。あたしが毎日毎日、日によっては2度も3度も通い詰めても駄目なのに、たまの休みにひょこっと来て上げてしまうのですから。K氏は毎年何本もヒットさせてはバラし続け、3年越しの港湾サクラマス初ゲットです。おめでとうございます🎉

 って、そうこうしてる間もサクラマスが跳ねてます。あたしも追従…したいのですが、横風が強くなってポイントまでルアーが届きません😮‍💨

 ま、ポジティブに、これからがシーズン本番だと考えて、今日も明日も一投入魂です。