不名誉ながら、かつて野辺地町は疫病の町と言われてました。原因は県内随一、天気が悪いからです。夏季はヤマセで冷たい霧雨が降り続き、冬季は北西の季節風が吹くと、津軽半島と下北半島の間からむつ湾を渡ってまっすぐ野辺地町まで雪雲がかかり続けます。科学が発達した現代は雨雲レーダーなるものがあるので、如実にその現象を確かめることができます。
で、野辺地町は12月の積雪量が観測史上最大となり、昨日から国道4号線(狩場沢付近)、下北縦貫道、みちのく有料道路が通行止めになりました。結果、前代未聞ですが、今朝の東奥日報は新聞が届かず、なんとチラシだけが各家庭に配達されました。
てな訳で、12月10日に釣りに行って以来ずっと悪天候が続き、明日からあたしは出張するので、どうやら今年は年末の釣り納めができない。これも前代未聞の事態になってしまいました😥
ドクターコパいわく「今年の運気を使い切らないと、年明けに新しい運気が入って来ない」らしく、それは困るので昨日、神明様にお参りして来ました。(なんで?)
で、昨夜、1年間がんばってくれたロッドをお風呂に入れて、リールに油をさし、ラインの塩抜きをしたり、タックルの手入れをして、今日、小屋に奉納しました。
さて、これが今年最後の投稿になるので、今年の総括です。
①カレイ →2月中頃とシーズンインが早かったのに不漁でした。ただ、あたしは生涯二度とないだろう55cmのカレイをあげました😄
②青物 →爆釣でしたね。あたしは秋も含めて40本ぐらい。去年までは年間3本ぐらいだったので、一生ぶん釣った感じです。さらに人生初のワラサ(最高74cm)をあげました😄 去年、40〜50cmのイナダが中心で、今年はワラサ……来年はブリ⁉
③シイラ →今年を象徴する釣果でした。かつてなかったことで、メーター・オーバーのシイラが入れ食いという前代未聞の狂宴でした。果たして来年は?
④サワラ →あたしは去年ゼロで、今秋かろうじて1本。ここ数年、湾内に入る個体数が少なく、釣場も限られ、水温などの環境的シーズンオフ前に、釣ってしまってお仕舞パターンです。
なによりサゴシが全く入って来ない。数年前のイワシの大量死後、イワシが激減したことが原因の1つだと思います。で、今冬、太平洋(東通村〜六ケ所村)でイワシが大量死しました。生態系に影響が出るのは必至でしょう。
⑤ヒラメ →ソゲを含めて3枚。ヒラメ専用ロッドを買ったのに最高で40cmでした😞 来年こそ自己記録更新(60cm以上)を目指したいです。
⑥マダイ →数はあがりましたが、サイズがいまいちでした。今期は、エサ代がかかるイソメの房掛け仕掛けを卒業しようと試行錯誤し、なんとか新しい釣法を発見しました。来年に期待です。目標は60cm。
⑦アブラメ →水温が高い状態が長引き、シーズンが遅くなりました。天気が良ければ今現在がベストシーズンだと思います。年明けの初釣りはアブラメに決まりです。
⑧その他 →アジ、シロギスは例年どおり、ソイは20cm前後世代のサイクルで来年に良型が期待できます。メバルはサイズは良かったのですが数が少なかったです。
さて、今春あたしは一足早くメーター・シイラをあげ、一瞬だけヒーローになったのですが、蓋を開ければメーター・シイラ・ラッシュになり、結局はクラブメンバーにいつも言われる通り「あたしに釣れるなら誰にでも釣れる」というジンクスを崩すことができませんでした。まあ、あたしは釣れようが釣れまいが、ワイワイ釣りをしていれば楽しいので(むしろ、いろいろ探求できる、釣れない時の方が楽しい)、そういうキャラが意外と嫌いではないです。
ということで、クラブメンバーはじめ、諸々の釣場であたしの話相手をしてくださった皆様へ、今年もありがとうございました😀 良いお年を!!