決死の釣行

  日の出前、風速7〜8mの風雨、気温4℃。こんな日に釣りをする馬鹿はいないでしょう、と思いきや、今朝の港湾では7名が竿を振ってました。他の魚なら大人しく寝てますが、サワラには不思議な引力があります。

 その馬鹿のなかの1人であるあたしは、なんとしても今年の1本をあげたくて、防寒の厚着の上にレインウェアと長靴とフローティングベストの重装備で、寒風吹きすさぶ真っ暗な堤防に先頭打者として出陣しました。波しぶきがあがる誰もいない堤防に立って「ワーハッハ」と大声で笑ってました(あたしが神風特攻隊だったら、同じように笑って死んで行くんだろうなと思います)。後から来たクロダイ専科Mr氏が「おっかねー(恐い)」と言ってすぐに退散して行きました。

 で、やっぱり5時半ごろ(空が白む頃)に、引いて来た5インチのフラットジャンキーがふっと軽くなって尻尾が無くなってました。

 一昨日もピンテールのフラットジャンキーを投げていてグーンと引かれたのにヒットしなかったので、テールフックが必要と思い、ミノーに交換しました。が、ミノーは風の抵抗をもろに受けてキャストするのに一苦労です。[問]追い風なのになぜキャストできないのでしょうか? [答]バックスイングした時、竿の穂先は後方なのにミノーは旗のように風にたなびいて前方にあったから。

 6時過ぎになってますます風雨が強くなり、身の危険を感じたので退散しました😓

 イワシはいたのですが、今朝の港湾の釣果はゼロでした。