南部のヤマセ

 野辺地町と平内町の海岸線境界には南部藩と津軽藩を分けた藩境塚(四ッ森)があります。
現在、藩境は必要ありませんが、ここがこの時期の天気の境目になっています。今朝、港湾は曇り時々雨でしたが、カッパを着て堤防に出てみると平内町上空は晴れていました。津軽藩の方々には縁のない、南部のヤマセです。(野辺地町と青森市で気温が14℃違った日がある。気温が1桁になるので、我が家では7月までストーブを焚いています。)
 ヤマセの時期はカッパが必需品です。貧乏アングラーのあたしですが、毎日使うのでカッパだけはゴアテックスの高級品です。
 今朝は(昨日は全くダメだった)ソイ(20cm前後)がたくさん上がりました。
雨を避けてセメント岸壁でワームを投げていた四天王Sw氏は30数cmの良型のソイをあげました。「昨日から大型船が停泊して夜通しライトを照らし、ベイトが寄った。狙い通りだ」とはSw氏の言。
[PS]ちなみに、港湾の西側入口のそばには戊辰戦争の戦死者墓所があります。戦場となった町なので、津軽人を嫌う町民が多いです。あたしの父方の伯父は、津軽人と結婚することに反対し、娘の結婚式に出ませんでした。