ヤマセの季節

 関東が梅雨入りし、港湾にヤマセの季節がやってきました。同じ青森でも、津軽の人たちはわからないと思いますが、野辺地町を含む太平洋岸の南部地方は、オホーツク海気団から吹く寒冷多湿の風に悩まされます。気温が青森市と10℃、東京と20℃近く違い、洗濯物が乾かないため、梅雨が明ける7月までストーブをつけています。一昨年、あまりに寒くてコートを着て仕事に出たら、通勤途中の浅虫で若者たちが海水浴していました。
 昔から野辺地では「ヤマセが吹くと不漁になる」と言い、港湾のメバル、ソイも昨日から不漁です。
 この時期のあたしは、いろんなタックルを試して釣り研究をして楽しんでます。今朝は、使っていなかったshallow freakのリグを試してみました。
このリグは、ノットを組んだときに切り落とす余り糸に枝針のように装着する仕組みで、なんとなくリーダーと絡んでしまいそうで敬遠していたのですが、使ってみたら全然糸絡みせず、アタリもとりやすくて使い勝手が良かったです。ナス型オモリと同じような形状なので(Mキャロと違い)底引きが可能で、メバル釣りに飽きたらイソメをジグに着けてそのままカレイ釣りができました。