サクラマスの思い出

 今朝の港湾は気温−3℃で手がかじかみました。珍しく東風で堤防の外側を探りやすかったです。春告魚のメバルが上がらなければカレイも釣れないだろうと思い、ワームを投げてみましたがダメでした。港湾の春はまだのようです。釣果報告がないので、あたしの昔話です。
 野辺地湾内の年配の漁師の方はご存知でしょうが、3〜5月はチカ漁の季節です。むかし、野辺地町北部にあったテーマパーク「むつ湾観光牧場」沖が漁場で、その近辺の海岸には漁師が泊まり込んで漁をする「チカ小屋」がたくさんありました。母親が網から魚を外す手伝いをしていたので、5才ぐらいからあたしもチカ小屋ヘ行き、漁師の伯父さんの小舟が転覆しないように反対側の縁で重しの役目をしてました。
この時、あたしにはもう一つ役目があって、チカ網に掛かった大きな魚が網を傷めないようにタモですくうことをしてました。チカ網に掛かる大きな魚とはサクラマスです。サクラマスは、チカをエサにしてるので早春に釣れるんですね。
[PS]今日は休日でしたが雨の予報だったので遠征しなかったのに、午後になっても雨が降らず、気温も+8℃になり、もったいないので港湾のセメント岸壁へ行ってイソメの投げ釣りをしました。予想はしてましたが、ボウズでした😌。