カレイ不漁の原因

 大シケで釣りができません。というわけで今年の回顧録その4、匿名さんからカレイの問い合わせがあったのでカレイ編です。港湾の秋季のカレイの不漁は、クラブメンバー四天王なら、その原因を知っています。なにを隠そう元凶はあたしたち四天王だからです。今年の4月、まだ港湾の堤防回りにビッシリ藻が生えて大した対象魚がなかった頃、青物専科で雑魚釣りをしない四天王Kb氏が何を思ったか(サクラマスを狙って六ケ所のサーフに通いつめてボウズだったため?)突然イソメをエサに投げ釣りをはじめたのです。聞けば、2月後半から稲生漁港で40cm前後のカレイが相当数あがっている情報をあたしから聞き、自身が子どものころ春先にカレイが入れ食いだったことを思い出したのです。かくして堤防のそのポイントは大型カレイの鬼のような巣窟でした。35~40cmオーバーのカレイが1時間で20〜30枚、ほぼ1ヶ月間にわたって毎朝釣れ続けたのです。その時期のカレイは産卵期の子持ちです。それをあたしら4人で釣りつくしてしまったのですから港湾にカレイがいなくなってしまったのです。これは今年の大発見で去年までなかったことです。港湾に秋季カレイ釣りに来た方は、今年は不漁だなと感じたと思います。申し訳ありませんが、そのポイントを見つけてしまった以上、来年の春先もあたしたちが釣りつくしてしまうので、今後あたしたち四天王が死んでしまわない限り、港湾の秋季カレイは不漁が続きます。あしからず。