タモ掛け考

 今夏は連日オホーツク海気団からのヤマセで涼しかったので、北方の寒気の勢力が強く、冬が早いだろうなという予想が当たり、もう真冬ですね。大雪で釣りに出れません。そこで今日は「今年の回顧録その1」です。
 去年から気になっていたことですが、せっかく大物を掛けてもタモ掛けに失敗すること多くないですか? あたしのブログを見返しても日に1人や2人必ずと言っていいほどタモ掛けでバラしています。原因はズバリ、他人がタモ掛けするからだと思います。去年のサワラ・ラッシュから今春のイナダ・シーズンを通して、あたし一人で取り込んで失敗はなかったのに、「他人に」または「他人の」タモ掛けで2回に1回ぐらいの割合で失敗してます。2人で取り込むと下図のようになってしまうからです。
 では、なぜ一人なら失敗が少ないのでしょうか。あたしは室内で実験してみたのですが、一人でタモ掛けすると、それに意識が向いて自然と良いタイミングでロッドつまりラインをゆるめているのです。皆さんも試してみてください。