原燃港のナブラとサクラマス

 昨日も港湾のサクラマスを狙って午後中ルアーを投げてみましたが、サクラマスの跳躍を見ることもなく、アメマスのチェイスさえありませんでした。

 今年はカレイのシーズンが早かったのでサクラマスも早めに入るんじゃないかと思いましたが、河口にシロウオ販売の幟が立っておらず、未だシロウオが捕れていないようで(去年の投稿を見ると、去年は4月21日にはシロウオが入っていた)、シロウオとセットになっているサクラマスのシーズンが遅くなっている、あるいは不漁のようです。

 何がどうなって漁期や釣果が変化するのか明確には分かりませんが、河口のことなので、暖冬で雪が少なく、雪解け水が少なかったからではないか、とあたしは予想しています。

 と言うのは、堤防の春ガレイの釣期が雪解け水と関係していることに長年の経験から気づいていたからです。

 老人部の長老たちは「港湾のカレイは鳥帽子(岳)が(雪がなくなって)黒くなってから」と口を揃えて言います。しかしそれは、セメント岸壁や入江の話であって、堤防の春ガレイは毎年、鳥帽子岳の雪がなくなった頃には終了しています。朝ガレイのベスト・シーズンは、仕掛けを投入するとオモリが手前に流されて来る時で、その原因は河口からの雪解け水の流れです。鳥帽子が黒くなる、つまり雪解け水がなくなると、オモリは手前に動かなくなって、そうなると堤防の朝ガレイが釣れなくなるのです。

 港湾は野辺地川の河口に隣接している港なので、川の影響を受けると思います。港湾サクラマスを真剣に狙うようになったのはここ数年のことなので、今後、冬季の積雪とサクラマスの釣果の相関をチェックしていきたいと思います。

 一方、なぜか今、アブラメが好調なので、今日は夏泊半島西岸ヘアブラメ釣りに行こうと思っていたのですが、風が強い😖 予報で12メートルの西風。長身で軽量なあたしは風に飛ばされるので(冬に青森駅の跨線橋で風に飛ばされて階段を転げ落ちたことがある)、思案して、六ヶ所村原燃港の道路沿いサーフヘ行きました。

背中側に土手と防風林があって西風が当たらない。

 最初、ウルトラシュートに3.5インチのガルプワームをつけて、かけ上がりのアブラメを狙いました。アブラメ釣りにウルトラシュートを使うのは全国であたしだけでしょうが、この釣法があたし的に最も釣果を出している釣法です。ただ、ロック・フィッシングは根掛かりが付き物なので、ロストした時の代償が大きいです。が、原燃港はほとんど根掛かりしないので…

 と、目の前でイワシのナブラが発生!! ザザザーッと今年初めて大きなナブラを見ました。先日カレイ釣りに来た時、シーバスらしき魚が水面のベイトを捕食していたのを見たので、アブラメ釣りを止め、車に戻ってルアーを持参し、急きょシーバス狙いに変更です。

 ナブラが海岸線沿いに移動し、それを追って右往左往です。あっちででナブラが立って、たどり着いた時には終わって、次は50mも100mも離れた所でナブラが発生。長距離のシャトルラン状態です。還暦の身には辛い😵‍💫 「もうヘトヘトで駄目だー」って崩れ落ちたら、なんとまあ、今度は60cmオーバー級、体高が20cm以上ありそうなサクラマスが、岸から50mぐらいの所を乱舞してるではないですか😳 サクラマスの跳躍を見るのも今年初です。

 足が攣りそうになりながら駐車場へ走ってサクラマス用のルアーを持ち出し、「足つらないで、サクラマス釣りたーい」と駆け戻ったのですが、ご想像通り、到着した時にはサクラマスは遥か彼方に行ってしまいました😰

 今夜は、良く眠れそうです😑

[PS]原燃港の沼の河口では、サンマ・サイズのサヨリが釣れてました。先日、四天王Mr氏から聞いてましたが、場所によってはタモで掬い放題だそうです。