ちび世代

 昨夜からの恵みの雨で、今日はいくらか過ごしやすい気温で、雨があがった昼に港湾へ行ってみましたが、土曜なのにだーれも居ませんでした。

 昨朝は平日なのにたくさんのアングラーが居て、クロダイのヘチ釣りをしていた師匠やT氏が「人が多すぎて釣りにならん」という状況でしたが、釣れる魚はいつものモジャコと、隣りのアングラーが(ジグを投入すると着水音に驚いて逃げてしまって、なかなか釣れない)30cmぐらいのペンペン・シイラを小型のメタルジグで上げていました。

ソイ、あわよくばクロダイを狙っていたエビ・ワームにヒットしました。

 今日、ド干潮の正午頃も、小サヨリがモジャコやペンシイ(=ペンペンシイラの略)に追われて、あっちこっちでナブラを立ててました。

 先般までシーズンのサヨリ釣りをしていた師匠によれば「今年のサヨリはシーズンの最初だけ良型が釣れたが、すぐに駄目になった」らしく、湾内のどこも現在の小サヨリだらけになってしまいました。

 ド干潮のベタ凪で、底まではっきり見えていたので、(暇なので竿も持たず)堤防まわりをうろうろ観察してみると、小サヨリをはじめ、いろんな魚種の稚魚が優雅に泳ぎ回ってました。その中で魚ではありませんが、ヒラガニ(渡りガニ)を3匹発見。例年なら四天王Sw氏がヒラガニ取りをしている時期ですが、発見したヒラガニも小さく(半分ぐらいの大きさ)、捕獲する価値がありません。

真ん中にヒラガニが写っています。

 今年は、サヨリ、モジャコ、ぺんシイ、ヒラガニなど、多くの魚種の(成長過程での)小型世代が重なった年なのかもしれません。

 でも、いま港湾にいるモジャコ(青物)の群れもぺんシイも、来年再来年は成長して帰って来るでしょうから楽しみです😃

 一方、9月になって、心配なのは今年の秋シーズンです。サワラは秋に釣れるなら、春に(数は出ませんが)湾内のどっかで何本か上がります。今春はとうとう1本の釣果報告も聞かなかったので、昨年同様、港湾のサワラは壊滅状態と予想されます。また、昨秋はイワシの群れがなぜか港湾だけに定着してブリ・ワラサ祭りが行われましたが、去年と違い、現在、港湾にイワシはいません。そもそも、むつ湾東部のイワシは2年連続で冬期に大漁死しているので、イワシが入って来ない確率が高いと思います。春のショア・ヒラメも駄目だったので、秋も期待できません。

 太平洋岸ではイナダや大サバが上がっているので、今秋は六ヶ所村通いになるかもしれません🤔

[PS]満潮の夕方に港湾ヘソイ釣りに行ったら、ソイより先にモジャコが釣れました😑

今回はガルプサンドワーム。何でも食って来ます。

 で、相変わらず小サヨリのナブラが頻発していたので「なーんぼ(モジャコが)いるのよ」と思っていたら、他アングラーが20数cmのサバを釣っており、どうやらサバも小サヨリを追っかけ回しているようです。