この期のカレイ釣り

 漁師の叔父が日を置かず籠網漁で捕れたアブラメを持って来るし、昨日、港湾で干潮の正午という最悪の時合にも関わらずアブラメが釣れたので、今期アブラメは好調だろうと思い、今日、本腰を入れて夏泊半島東岸HGへアブラメ釣りに行こうと思ってました。が、出掛けに母ちゃんが「アブラメは食い飽きたから釣って来るな。釣るならカレイが食べたい」と。

昨日、暇をみつけて港湾で釣ったアブラメ(とソイ)。これは20数cmと小柄でしたが、穴釣りをしていた人は40cmぐらいのアブラメを上げました。

 あたしが子どもの頃、カレイは春のシーズンだけでなく、エラコを付けて投げておけば年中釣れる魚でした。それが今は、温暖化のせいかフグやメゴチ、ちび鯛などの外道が多くなり、特に夏期〜秋期は全くと言っていいほどカレイが釣れなくなりました。

 母ちゃんに「カレイを釣って来い」と言われ、好調なアブラメを諦め、釣れもしないカレイ釣りをするか葛藤しましたが、釣っても喜ばれないなら仕方がないと思い、予定を変更して夏泊半島西岸のUGへ、時期外れのカレイ釣りに行きました。

 11時過ぎUGに到着。風もなく好天なのに、だーれもいません。貸し切りです。

 春以来、久しぶりにカレイ用の仕掛けをセットし、イソメを付けて投入すると、すぐに餌取り外道がアタってきます。外道に餌付けしてるようでイソメがもったいない。こうなるだろうと予想していたので、イソメは500円分しか買いませんでした。たまにヒットするのは、大き目のフグです。

 誰もいないので(吉幾三の『おら東京さ行ぐだ』の調子で)「たまに来るのはフグだらけ。おら、こんな釣り嫌だー。こんな釣り嫌だー」と歌っていたら、ロッドの穂先がグンッグンッ‼ 明らかにカレイのアタリが😳 

 なんと、28cmのイシガレイが上がりました😃

 その後、あっと言う間にイソメが餌取りされて、とうとう最後のイソメに😓 2本ある針の下針だけにイソメをつけて投入しました。

 着底して糸ふけをとった瞬間(でなければ外道の餌食になったでしょう)、やはり今年のあたしは絶好調でした。グンッグンッとカレイのアタリがあって、アワセると結構な引きと重量!! マックス24gのロッドが弓なりです。

 37cmの良型イシガレイをゲットしました😆 いやー、この時期でもカレイ釣れるんですね。母ちゃんの期待にこたえられました😊

 で、イソメが無くなり、まだ13時だったので、本来の予定通り夏泊半島東岸のHGへアブラメ釣りに行きました。

 HGに到着してビックリ。堤防の内側にも外側にもイワシの大群が入ってました。アブラメ釣りをしているラインにイワシがバンバン当たって、アタリだか何だか分からない状態でした。ちなみに、昨日港湾にもイワシの群れが入っていて、ちょうどあたしがアブラメ釣りをしている時に入江から堤防先端を回って出て行きました。数年前のワラサ祭の時と同じパターンです。が、今さら次郎で、サワラや青物は継いていません。本当に、もっと早くイワシが入ってほしかったです😮‍💨

 で、アブラメですが、イワシのせいなのかパッとしませんでした。15時ごろに雨が降ってきて1時間ぐらいしかチャレンジできませんでしたが、20cmが1匹だけでした。

追い食いしてきたので食い気はあったようですが、HGは個体が少ないのでしょうか?