ロングセラーには理由がある

  これといった釣果や状況変化がないのでブログをあげていませんでしたが、あたしは毎日飽きもせず、暇をみつけては釣場に立ってます。おかげで日焼けで真っ黒になり、インドアの職場へ行くと、親しくない同僚らの間では、あたしが日焼けサロンに通ってることになっています😎

 週末に釣行を予定されている方は現状を知りたいでしょうから報告です。

 まず、この時期は湾内の青物の動向が気になりますが、オフショア(沖)や、たぶん大島の先端や油目崎などの、元気な若者なら行ける地磯では釣れるかもしれませんが、ライトな堤防では全く釣れていません。港湾や夏泊半島周縁の漁港、先般、青物が上がった青森市の岸壁も現在はショアジギ・アングラーの姿がありません。

 理由はベイトのイワシが岸に寄らないからです。ベイトがいなければ、オフショアで今期好調のヒラメも、漁港には寄りつきません。

 港湾のサクラマスはサクラマス王者の四天王St氏でさえ「終わったんじゃないか」と言う有り様ですが、今春、毎日、岸壁でアブラメ釣りをしている御仁によれば、3日前の午前中に河口域からセメント岸壁まであっちこっちでサクラマスが跳ねていたそうです。一昨年あたしがサクラマスを上げたのは6月17日、去年は7月上旬まで釣れていたので、数が少ないだけでシーズンは終わってないと思います。にしても、釣れない、釣れそうもないです😮‍💨

 いま湾内で釣れているのは、シロギス、サヨリ、アブラメ等で、先般UGで某アングラーが「黒鯛があがった」と言ってました。クロダイ釣りをしている人を頻繁に見かけますが、そろそろシーズン・インかもしれません。

 で、釣果に進展がないと(冬季のように)やることは同じで、道具で遊んでます。今年、還暦を迎えるあたしは、ふと「こんなに道具があって、死ぬまでに使い切れないだろう」と思い、①新しいルアーは使い切るまで買わない ②眠っている道具を利用する ことにしたのですが、眠っている道具の中で、意識しなければ死ぬまで使わないだろうものが、かつてヒラメ用に買った(ソフトミノー用)10〜16gジグヘッドです。

 当時は、プラグより安上がりで青物やサワラなども釣れるので大量に買い込みましたが、①ソフトミノーはフグの餌食になってしまう ②ヒラメはメタルジグで充分釣れるし、タイラバでも釣れる(今ではタイラバを自作している)ことが分かり、飛距離がメタルジグの半分しかないソフトミノーの出番がなくなってしまいました。ソフトミノーをキャストするとグルグル回るのが嫌いだったのです。

 が、ジグヘッドを使い切ろうと思い、エコギアのパワーシャッドを買って(もう新しい道具、買ってるし)使ってみたら、その使い勝手の良さにビックリしました。パワーシャッドはサンデーなどのホームセンターにも置いてあり、見た目がおもちゃみたいで釣れそうもない、とバカにしてたのですが(普段はDaiwaのフラットジャンキー等リアル系を使っている)、まずキャストの時、尻尾のフィンが大きく風の抵抗を受けるためか、グルグル回らずに真っ直ぐ頭から飛んで行きます。

 そして、水中ヘ真っ直ぐ沈めてみると、浮力が計算されているのか、きれいに水平姿勢を保ちます。

 回転しないのでフラットジャンキーより飛距離も出るので、ここ数日はヒラメ釣りに使用しています。やはり、ロングセラーには理由があるんですね。他のグッツも毛嫌いしないで一度は使ってみないと、と思いました(結局、買い足すんかい)。

 ま、あとは釣れるかどうかですが、ターゲットがいないことには検証できません。とりあえず、ジグヘッドを使い切りたいです。