シイラ むかしどおり

 北風が吹いていたので、シイラが寄ってないかなあ、と思い、昼過ぎに堤防に出てみました。堤防先端に到着してすぐに雨が降ってきて、あたし以外の釣り人は退散して行きました。あたしは、文明の利器=雨雲レーダーを見て雨が降るのが分かっていたので、ちゃんとカッパを着て来ました。

 夏は良いですね。濡れても寒くないし、むしろ気持ちがいいです。

 14時。ルアー・チェンジをしていたら目の前でサヨリのナブラが立ち、推定70cmの色鮮やかなシイラが水面下に見えました。😫「イッー!」 ナブラ打ちできません。急いでルアーをセットして投じますが、時すでに遅し。貸し切りなのであっちゃこっちゃに投げましたが全くダメでした。

 とりあえず、予想通りシイラが寄っていましたが、去年のような祭りにはなりません。去年を除いて例年の港湾のシイラは、シーズン中に1〜2本しか上がりません。例年、堤防に寄って来るシイラは単独行動です。シイラでも何でもフッシュイーターは皆同じですが、集団でなければエサの奪い合いをする必要がないので、なかなかルアーに食いつきません。ナブラ打ちでシイラの目の前にルアーを落とすしかないのです。

 1時間半が経過。貸し切りだった堤防に釣り人が1人やって来ました。あたしと同じカッパ&ジギング装備です。10数分後、2人が見える位置でナブラが発生しました!

「ガーン😭」 釣り運のないあたしの真価、なんと、またもルアー・チェンジ中でした。仕方がない。「ほらほら、ナブラ、ナブラ。シイラだ。投げて、投げて!」と釣り人に叫びました。

 が、世の中には、あたしみたいな人がいるんですね。彼は、ライン・トラブル中でした😑 二人がルアーを投げた時は、シイラはどこへやら、でした。

去年のメーター・シイラ祭りで、ルアーを持って行かれたり、フックを伸ばされたりリングが伸びたりと散々だったので、ダイソー・ルアーに頑丈なリングとフックを装着したアンチ・シイラ用ルアーを作っておきました。

 16時にギブアップ。他人と思えない(運のない)釣り人に「掛けてくださいね」とエールを送って帰りました。