今朝も3時起きで夏泊半島西岸MGの小堤防ヘ行きました。野辺地は風がなかったので釣り日和だと思いきや、MGは南西の風4m。MGの小堤防は西岸にありながら岬の陰になっていて滅多に風が当たらないのですが、唯一南西の風だけが入り込み、向かい風になります。低い堤防なので波が上がって来てました。悪条件ですが、これが幸運を呼び込みます。「向かい風」−−そうです。海面の浮遊物といっしょにシイラが岸に寄って来ていたのです。
例年、湾内のショアでのシイラの釣期は春の青物が終わった後の7〜9月(真夏の風物詩)なので、狙ったのではなく完全な偶然です。計測したらピッタリ1m。これまでの記録はサワラ87cm、シーバス84cmでしたが、90cmを飛び越え、一気にメーターの新記録で〜す😆😆😆
MGに到着した時、悪天候にも関わらずたくさんのアングラーが磯に出てました(皆さん何時に起きて来たの? 泊まり込み?)が、あたしが目指す小堤防には1人しかいません(ラッキー!)。それも四天王Sw氏でした(聞けば、毎朝来ているとのこと)。
ヒラメを狙いたかったのですが、ソフトミノーのフラットジャンキーは風の抵抗が大きく飛ばないので、諦めていつものコルトスナイパー35gを投入。35gは、あたしが持っているメタルジグの中で最も重いのですが、堤防の正面にキャストするとまともに横風を受け、ラインがたわんでルアーがどこにあるのかも分からない(着底させられない)状態です。悪戦苦闘しながらなんとかイナダをあげました。
と、遠目でヒットした瞬間からドラグが走り、一気にラインが出て行きました😬「来たー! ブリ・クラスですー!」 まさかシイラだとは思いもしないので、後で考えればアホみたいですが、魚が2度も水面からジャンプしているのに(100m以上ラインが出ていて遠すぎた)、ずっとブリだと思って格闘してました。寄せられずラインがどんどん出て行きます。200mのPEラインでしたが2度ラインを切っていて何mあるのか分かりません。スプールにラインがなくなりそうになり、またも(過去に何度も失敗しているのに)ラインが切れるのを覚悟でドラグを目いっぱい締めました。それでも、万力と呼ばれるシイラの引きでジリッ、ジリッと糸が出て行きます。あたしとシイラの力比べです。いつも使っている0.8号PEなら切れていたでしょうが、このリールを買った時1号8本縒りを巻いたのが功を奏しました。ロッド・アクションを使い、糸を巻き取る隙をつくって少しずつ巻き取ります(あたしも腕をあげたもんです😙)。
遠目でさんざん暴れたシイラは力尽きたのか、最も心配していた堤防回りのテトラも要領よく回避でき、Sw氏がタモ入れに失敗してフックをネットに絡めてしまいましたが、がっちりフッキングしていたので、タモごと引きずり上げました🎊