今年の港湾のカレイの記録

 今朝は不覚にも、ハリセンボン春菜と寮生活している夢を見て寝坊し、港湾に向かったのが4時半。マズメのメバル・タイムに間に合わないので漁業クラブ釣具店でイソメを買ってアブラメを狙いました。メバルロッドに0.5gのジグで漂わせ釣りをしたのですが、堤防回りではシマハゼや多分フグにイソメをとられてばかりです。
 遠目を狙うためメバトロボールを装着して堤防内側へ投げ、タックルケース内のジグを整理していたら、穂先がクンッと動きました。チビガレイならククク、クククと元気に引くのですが、合わせも入れずリールを巻くとジーとドラグが出ました。根掛かりかと思って煽ったら、ロッドが弧を描いたままドラグが出ていきます。「大物!」(こういう経験を何度もしてきたのに、いまだに鼓動が高鳴ります。)
 浮き上がってきません。カレイです。ドラグを締めて寄せたのですが、腰の弱いメバルロッドでは浮上させられませんでした。堤防回りの背の高い藻の中へ潜り込まれ万事休すです。藻に絡み、引いても動きませんが、カレイが動くたびドラグが出て行きます。水中の状態がどうなっているかわからないまま藻からラインを離そうと右往左往すること5分。カレイが藻から抜け出てきました。「ラッキー!😁」
 が、喜ぶのはつかの間。1.25号のリーダーで(メバル用をそのまま使ってた😫)とても上げられるサイズではありません。クラブメンバーが帰った後で、回りを見たら、なんと誰もいないではあーりませんか(いちいちギャグが古い)。ドラグを緩めて置き竿にし、カレイを泳がせておいて、駐車場へ戻りタモを持って来ようと駆け出しましたが、あたしはいつもタモをバラして車に積んでるため、組み立ててちゃ遅いと思い、すぐ引き返してまた藻とカレイと格闘しました。
 秘技「飛行機飛ばし」を使うしかありません。堤防の高い側にいたので先端側の低い方へ階段を降りて移動しました。幸い満潮です。糸を緩めるとカレイは泳ぎ出します。うまくコントロールして斜め手前に泳がせ、それに合わせて引いて勢いをつけ、空中へ飛ばし・ま・し・た。(カレイが飛んでる時なぜか時間が遅く感じます。)
 40.5cmです。今年、港湾の春ガレイが不漁で(去年が異常に釣れただけかもしれませんが)、40cmオーバーは今年初です😄。