メーターシイラ祭り

  いやはや何と言っていいのか。今日港湾ではメーターシイラが入れ食いでした。こんなことは過去に一度もない。嬉しい悲鳴の異常事態です。メーター前後のシイラが20本ぐらいあがったと思います。12〜15時の間に堤防にいた人は、漏れなく全員「万力」の異名を持つ巨大シイラの引きを味わったことでしょう。

あたしが唯一あげた90cm

 それも、あたしは写真の1本しか上げれませんでしたが、他にこれよりも引きが強い(つまり大きい)4匹をバラしているのです(1匹目は1投目にヒットした)。言い訳になりますが、決して腕が悪いわけではなく、フックが伸びきったり、リングが千切れてフックが無くなったりルアーごと無くなったりしたのです。
上の90cmを上げた後のルアー。テールフックに注目。取り込みが遅れたら、これもバレてました。
 他の皆さんも結構バラしており、(バラした分も含めた)ヒット数は40を下らないでしょう。まさに、お祭り騒ぎでした。
 ちなみに最高は109cm。その友達?も108cmを上げてました。
 15時を過ぎたあたりから、ワラサ、イナダも上がりました。あたしが見た分だけで6匹。ワラサ祭りも下火になってきましたが、まだいけそうです。
[PS]今日は朝仕事の後、昼頃に港湾に顔を出したのですが、風が強く白波が立ってました。この風だとMGしかないかな。MGだとシロギスかな。などと、どうしようか悩んでいると師匠Kb氏がやって来て「朝方ボートでヒラメ釣りに出たら、シイラが掛かって大変だった。北風だから、シイラ釣りしたら」と。で、強風のなか堤防先端で頑張っているアングラーがいたので様子を見に行ったら、予想通りシイラが寄っていたのですが、普通なら、大型シイラはそうそう食ってこないのです。ただ、シイラは(何度も言うように)港湾では北風、夏泊半島西岸なら西風、つまり向かい風になると岸に寄って来て、凪ぎているより波があった方が釣れます。ジギングは他も同じですが、波があった方がルアーを見切られにくいからだと思いますが、向かい風が良いのは「ベイトが入るから」ではないと思います。今までの経験・観察から、シイラのベイトとなるサヨリは向かい風でなくても堤防回りにいっぱいいるからです。あたしの見解は「シイラは水面の浮遊物に継いて来る」です。今日も藻の塊がいっぱい流れ着いてました。
 あたしをクーちゃんだと気づいた人、話していてクーちゃんだと分かった人が今日もいました。今後シイラ釣りをすることがあったら、データをとって置いてあたしに教えてほしいです。毎日港湾に居るあたしや港湾釣りクラブのメンバーでさえ、なぜ今日だけ入れ食いになったのか、なぜ普段は釣れないのか分からないのです。アングラーの叡智を集結して、シイラの、より確実な釣法を確立しましょう。