釣果、上向き

 今日も朝は港湾でのお務めをし、午後は六ヶ所村原燃港へ行きました。原燃港へ足繁く通うのは、ヒラメが諦めきれないからです。

 結果から言うと、今日一日の釣果はサゴシが5匹、ヒラメは原燃港の常連さんから話を聞くことができ、曰く「今年は1匹も上がっていない」のだそうです。

 ヒラメの適水温は12〜25℃、原燃港にはマイワシ、カタクチイワシ、アジ、コノシロ、サバ、小ボラなどのベイトがうじゃうじゃいるのに、この時期にヒラメが釣れないのは異常です。考えてみれば、むつ湾内(ショア)の初夏のベスト・シーズンもヒラメは壊滅状態でしたが、その原因は、実は「ベイトがいなかったから」ではなく、何か別の特殊な要因があったのではないか、と思います。県魚であるヒラメは毎年何万匹も放流されており、青物やサワラのように回遊魚ではないので潮流の変化などで入って来なくなることはありません。来年再来年はどうなるか、経過観察が必要です。

 一方、サゴシの釣果は上向いています。今朝の港湾はいつもの6時の時合に堤防先端側(あたしが見える範囲)でサゴシが3本、ワカシが1本。サゴシはすべて堤防外側でヒットしており、以前のサゴシ・シーズンのように、定時に同じコースを回遊していると考えられます。セメント岸壁でも釣果があってワイワイやってたので、コンスタントに釣果が望めるでしょう。

 と、「たったそれだけの釣果なの?」と思った方。一昨年のメーター・シイラ祭りや去年のワラサ祭りのような例外的な釣果を経験して感覚が麻痺していませんか? 秋の青物に関しては、今の状態が港湾の普通の状態です。こんにちのように釣人が多くなかった頃、数本の釣果を楽しみに、あたしら港湾釣りクラブメンバーは毎朝ルアーを投げていたのです。その頃のあたしは、師匠や四天王らに勝てず、何日もボウズが続いたものです。

 で、港湾が普通の状態に戻ったとしたら、今期のあたしは絶好調です。なにせ朝のお務めに出るたびにサゴシを上げています。昔のあたしなら、両隣のアングラーが釣っても、あたしだけ釣れないパターンでしたが、今期はその逆です。


 六ヶ所村原燃港の岸壁はベイトでいっぱいでした。上述しましたが、(港湾には全くいない)アジが足元でたくさん泳いでいてビックリしました。

 隣のアングラーさんによれば、午前中はイナダが上がっていたそうですが、その後、音沙汰がなくなった、とのこと。

 が、絶好調のあたしは、メタルジグで4本のサゴシを上げました😄

うちも近所も冷蔵庫が魚でいっぱいで持ち帰れず、1本ごとリリースするので4本の集合写真が撮れなくて残念です(あたしにとって1釣行でサゴシ4匹は記念に残したい記録です)。