港湾のサゴシは港内を回っている群れが(釣られてしまって)小さくなり、日中でもポツポツ釣れるものの、釣果は確実に落ちています。水温も15℃まで下がり、今週末に気温が氷点下となって雪が降る予報なので、来週、月末にはシーズンが終了すると思います。
で、今回のトピックはサワラでもワラサでもシーバスでもヒラメでもありません。夕方、堤防のつけ根で投げ釣りをしていた爺さんに45cmのアブラメがヒットして置き竿が海に引きずり込まれ、釣り仲間が海中のロッドを釣り上げて、ロッドとアブラメを回収しました。久しぶりに大きいアブラメを見たので、サイズを測ってやったのですが、そのアブラメは産卵期のメスでした(お腹がぷっくり)😳
産卵期のメスの回りにはたくさんのオスが集まってコロニーを形成します。例年、野辺地湾のアブラメの産卵期は10月で、つまりは10月が釣期なのですが、今年もアブラメ爺さんは10月に足繁く堤防へ通い、曰く「全然ダメだ」。
そりゃそうでしょう。今が、11月も末になって産卵シーズンなのですから。やっぱり温暖化ですよ。10月の水温が異常に高かったのです。
ということで、アブラメ・シーズンの到来ですが、湾内のアブラメはカレイと並び、数が激減しています。あたしとしては、産卵が終わってからアブラメ釣りをしようと思います(それまでサゴシと戯れ、釣れないヒラメを追い求めてます😐)。
ちなみに、45cmのアブラメを上げた爺さんは、30cmぐらいのマガレイも釣り上げてました。サゴシも青物もそうですが、温暖化で秋シーズンが1ヶ月ズレました。