オリジナル・ルアー完成

 マダイを釣ろうと鯛ブラーを買って使い、針が古くなったので交換したのですが、説明書に書いてある通り結んでも、ハリス部分が長くなって上手くできませんでした。何かコツがあるだろうと思って調べても分からず、仕方がないのでアブラメ釣りに使ってみたら、あたしが編み出したウルトラシュート仕掛けの方が明らかに扱いやすく釣果が良いので、せいぜいカレイ釣りのオモリにでも使おうと眠らせて置きました。

 そして、今期11月になってサゴシや青物がこれでもかこれでもかと釣れるので、これを機にいろいろ実験してみようとオリジナル・ルアーの開発(というほど大袈裟ではありませんが)に乗り出し、タックルボックスに(貧乏性で)捨てられずに取って置いた物を物色して、上記の鯛ブラーを採用しました。

 気まぐれで鯛ブラーを選出したのではありません。夏に堤防で鯛釣りをしていた時、大型シイラが何度も鯛ブラーにアタックして来たことを思い出したのです。

 で、昨日の昼に港湾の堤防で試釣して(昨日の投稿参照)、噴出した欠点を昨夜、改善し、さっそく今朝、それを投入してみました。

 結果から言うと、大成功です😆

タコベイトのフックだけだと扱いやすいのですが、ブラー側にアタックしてくるのでアタリが頻発してもヒット率が低かった。ブラーの上部にサポート・フックを付けるとエビってしまう。で、エビらないように、なおかつフッキング率を上げるためにブラーとタコベイトの連結部にトレブルフックを装着しました😉

 今朝は南風が強かったせいか追い風となるセメント岸壁は大混雑でしたが、堤防には師匠とあたしと他アングラーの3名だけでした。寝坊して6時ごろ堤防に出たら、先端に一人でいた師匠いわく「4匹あげた。もう終わった」と。

 あたしは生来、何をするもタイミングが悪く、一人だと群れの通過を逃すのが常ですが、さすが師匠はちゃんと群れの通過にドンピシャだったようです。

 釣果が低いシーズンなら、時合を逃した、とガックリですが、今シーズンはちょっと待つか少し移動すればいくらでも釣れるので、もう一人のアングラーがいる堤防中程の内側へ、自作ルアーを投入しました。

 実は、そのアングラーさんには申し訳ないのですが、閑散とした堤防で、敢えてその方のすぐ隣りに並んだのには意図がありました。あたしのオリジナル・ルアーの性能を市販ルアーと比較するためです(怪しまれないように愛想よくおしゃべりしました😊)。

 台船が通過して魚が離れてしまうまでの30分間ぐらいで、隣りの方は青物1匹で、あたしはサゴシ2匹と青物1匹でした。

 手前味噌になるので自慢はしませんが、少なくともあたしが作ったルアーは市販のルアーに負けない性能を持つことが実証されました。

 サゴシ・カッターで高価なミノーをロストした敵討ちを格安ブラーで達成しました😁