不漁年? しかーし

 春の嵐で悪天候が続き、今朝も(今さら)雪が降りましたが、陽が昇って好天となり、ようやく釣りに出れました。この時期はやはり夏泊半島西岸IGのカレイ釣りです。
 イソメを買うため平内町のモトオ釣具店に寄らなければならないのですが、(事前に葉書きが来ていて)新型モデル新商品の展示会をやっており、下手に見てしまうと欲しくなるので怖かったのですが、そこはグッと我慢の子で無事に(?)イソメだけ買いました。
 朝仕事の後で釣場に着いたのが正午で干潮の潮止まりと最悪の時合ですが、好天の日曜なのでアングラーがいっぱいかと思いきや一人しかいませんでした。嫌な予感がしてその人に尋ねたら「全然釣れないのでみんな帰った」とのこと。その人も早々に帰ってしまい、例年なら場所取りに苦労するこの時期に貸し切りになってしまいました。
 そんなバカな、と思い仕掛けを投入。
 いやー、ほんとにダメです。正午から3時間、トゲクリガニが掛かっただけで、あとはカジカのアタリだけでした。

 先回9日に来た時、小ガレイしか釣れずシーズンの終わりみたいだと書きましたが、これは本当に今年は不漁年かもしれません。悪天候で釣りに出れなかった間、他のブログとかを見てましたが、ショアからのサクラマスも北海道から九州まで記録的な不漁のようです。
 むつ湾では去年からの高水温で今年の1月2月もアブラメが釣れ続け、既にここから異常事態が発生していたのかもしれません。
 IGの春ガレイだけに限って不漁の原因を考えると、去年釣り過ぎたのではないかと思います。去年のIGは連日満員御礼で、挙げ句に10数本の竿を24時間置きっぱなしの爺さんもいたりして、個体が激減したのではないでしょうか。もしそうなら別の釣場を開拓すればいいだけですが、全域不漁となるとお手あげです。
 しかーし、今年のあたしは中吉なのです。凶ではないのです。15時をまわって潮が動き出し、テトラ帯に近い堤防外側を探ったところ、グンとカレイのアタリが! カレイのアタリとわかるだけではありません。アタリの感触から上の枝針を食ったこともわかりました。ワン・ツー・スリー待ってアワセ! ヒットしました。
36cmの良型。結構な引きでした。
 予想通り上の枝針。飲まれず、きれいに口に針掛かりしました。
[PS]港湾の堤防上のテトラが完全に撤去されました。今月末から港湾釣りクラブ恒例の朝ガレイ釣りが始まるのでちょうど良かったです。