秋のベスト・シーズンだというのに、あたしはもう、かれこれ20日間も釣果がありませんでした。先月まで絶好調で、年内に釣りたい魚は一通り釣ったので、ホームグラウンドの港湾で、のんびりシーズンオフまで過ごそうと思っていたのです。
が、来る日も来る日もルアーを投げ続け、アタリ一つもない釣行が20日も続くと、さすがにどんなアングラーだって嫌気が差すでしょう。どだい、釣り運のないあたしが、港湾で日に3本しか上がらないサワラを狙っていれば、ボウズ必至なのは当然なのです。
で、今日は目先を変えて、六ヶ所村原燃港へヒラメ釣りに行きました。
5時到着。すっかり日が短くなりましたね。真っ暗です。低層にいる魚にルアーなんぞ見えないでしょうから、取り敢えず道路沿いのサーフへ行って(1本しか持ってない)フローティング・ミノーでシーバスを狙ってみました。居れば、波打ち際のベイトを追ってナブラが立っているはずです。
が、ベイトはいっぱい居そうでしたが(コツコツとルアーに当たる)、シーバスは寄ってないようでした。
陽が指してきたので、赤金のメタルジグでヒラメ狙いです。干潮で、がっつり潮が引いており、普段入り込めない所まで入っていけて、普段届かない所までルアーを投げ入れることがでました。と、引き潮で露出したブロックに新品同様のルアーが引っ掛かってました。どなたか根掛かりさせたのでしょう。フックの錆具合をチェック。ピッカピカでした。昨日今日の釣行の物だと思います。
なので、ここでのヒラメ狙いを止めて移動しました。ヒラメは、居ればほぼ食ってくるので、先客が釣り上げてしまった可能性が高いからです。
岸壁を挟んで沖側のサーフへ。ここはゴロゴロと根があって流木などの漂流物も多く根掛かりするので、最初、10号の鉛オモリにリーダーをつけ、大物用のオフセット針にソフトミノーを装着して投入しました。
ランガンしてたら、根掛かりして切れました😓
次に、YouTubeで某アングラーが開発した、ジグヘッド+ソフトミノーに、根掛かりを避けるためソフトミノーの上方にサブ・フックを装着した仕掛けを投入しました。
と、波打ち際にカタクチイワシが打ち上がってます。「これは!!」 釣れることを確信した2投目。波打ち際の水深50cm〜1mぐらいの所でヒット!! 「ヒラメって本当に50cmぐらいの浅場まで入るんだな」と思いましたが、引きが違う😯 青物です。久々のヒットに「チョー気持ちいいー!」
なかなか上がって来ないのでドラグを締め、さらに締め、とうとう目一杯締めたので「ワラサじゃ、ワラサじゃ」と喜んでましたが、57cmのイナダでした😑
やはり、サワラと違って青物は引きが強いですね。久しぶり過ぎて最高に楽しかったです。
久々の獲物なので、絞めた後できれいに洗って砂を落とし、写真を撮ったり血抜きしたり。そんなことしてたら青物の群れ(多分1匹じゃないと思う)は去ってしまいました😑
岸壁へ移動。泳がせ釣りをしている人にヒラメの釣果を尋ねたら、「1枚あがった。さっきもアタリがあったけど食い込まなかった」と。イナダをゲットして満足だったので帰ろうと思ってましたが、本命のヒラメが釣れているとなれば帰るわけにはいきません。一度仕舞ったタックルを組み直し、再度ヒラメ・アタックです。
岸壁の際はベイトのイワシでいっぱいです。時折、大型のサバが通過します。後から来たアングラーがルアーでサバ釣りを始めました。入れ食いです。サバは一度当たった母ちゃんから「釣って来るな」と言われているのですが、港湾の老人部にプレゼントしようと思い、小型のスロージグに交換してサバ釣りをしました。30〜40cmのサバが入れ食いでした😁
と、(サバはサバで結構な引きでしたが)明らかに青物の引き!! さっきのイナダもそうでしたが、強力な引きでなかなか上がって来ません。「楽しいー!」と喜んでたらフッとテンションが抜けてバレました😭 バレただけじゃありません。上州屋じゃないと買えない、大好きなジグパラのスロージグのラスト・ワンをロストしました。ラインが切れたのではありません。リーダー先のスイベルもきちんと閉じて残ってました。つまり、スプリット・リングが伸びたのです。あー、ワラサ、もしかしてブリだったのかも🦆 せめて姿を一目見たかったです😔
今日は休日でまだ9時前でしたが、クーラーボックスが満杯で、もう帰ろうと思いましたが、ワラサかブリが居るとなれば帰るに帰れませんよね。で、次はぶっ飛びスプーンを投入。その2投目。足元でヒット‼ 強力な引きでサバでないことはすぐに分かりましたが、青物の引きでもありません。上がって来たのは…なんと、念願のヒラメでしたー😆
もう(クーラーボックスもですが)お腹いっぱいです。こんな大漁はいつ振りでしょう。今期、太平洋側は好調だと聞いてましたが、来て良かったです。不調の時は目先を変えてみるって大事ですね。