ウルトラシュートの弱点

　今日も朝仕事が終わってから平内町東岸HGヘアブラメ釣りに行きました（ほとんどホームグラウンド化している）。
　風速３ｍ北寄りの風。先回同様ウルトラシュートで遠投したのですが、HGは東向きの漁港なので真横から風を受けてラインが流れます。着水した位置からどんどん南側ヘ流され、ラインが風でたわんだまま、いつ着底したのか全くわかりません。あたしが使っているウルトラシュートは24ｇですが、シンカーで24ｇなら風速３ｍなど屁でもないでしょう（と言うより重すぎます）。ウルトラシュートは大リーグボール２号と同じで風に弱いのです。
　それでも、あたしは今年一年を通してウルトラシュートの扱いに熟練したので、ガヤや小ゾイのアタリもしっかり取って、アブラメも３匹あげました。


アブラメ３匹とも25ｃｍとイマイチでした。
風が強くなって、どこまでも流されて着底しなくなったので、残っていたオフセット針にナス型オモリをつけたロックフィッシング仕掛けに換えました。

が、この仕掛けにアブラメは掛かりませんでした。やっぱり、ウルトラシュートの方が釣れると思います。
［補足］ウルトラシュートが横風に弱い、もっと突っ込んだ理由。
　今春、あたしがウルトラシュートを使いはじめ、早春の食いが渋いメバル相手に驚異的な釣果をあげたら、港湾釣りクラブでウルトラシュートが流行しました。しかし、使った何人もが「糸絡みする」と困ってました。あたしも初めのころは糸絡みさせてましたが、研究の末、今では１ｍのリーダーをつけてもほとんど糸絡みしません（今日の横風のなか大遠投して１回だけ）。
　糸絡みさせない方法は簡単です。キスやカレイの投げ釣り下針仕掛けのように、遠投して着水したら手前にちょっと引いてテンションフォールさせれば良いのです（着水した真下に沈めるために糸を送り出してフリーフォールさせると、ミチイトとリーダーがオモリに引っ張られて接触してしまう）。
　なので、ウルトラシュートは糸絡みさせないようにテンションフォールさせるため（ミチイトを送り出せないため）、張った糸がまともに横風を受けて流されてしまうのです。
クマくんが来たのでエサをあげました。