リグの完成品ができたけど…😟

  アブラメ釣り(ロックフィッシング)用のリグの開発に取りかかり、試行錯誤の末、あたしなりの完成形ができました。

 いわゆる直リグ(シンカーにスプリットリングで直にオフセット針を付けたリグ)の改良型なのですが、そもそも何が悪くて改良することになったのか。詳しくは11月22日の投稿に書いてますが、一つはリグが藻などの障害物に当たるとワームの頭が押されてズレてしまう欠点を解決したい。

 この欠点の簡単な解決策の一つは、ワームを代えることです。硬めのワームにするとか、ズレ難い形のワームもあります。

 でも、過去にいろいろワームを使ってみた結果、(あたし的に)ガルプワームが一番釣果が出る。だから、ガルプワームを使いたい。ところがガルプワームって強度が極めて弱い。障害物に当たるまでもなく、ジャークした時の水圧でズレる。下手すりゃリトリーブしてただけでズレる。2〜3回ズレると、もうオフセット針で使えない。なのに、値段が高い。

 もしかして、ガルプワームって最初からオフセット針用ではない? そういう設計ではないのでしょうか⁉ ってグチグチ言っても切りがないので、リグの改良点です。

 シンカーとオフセット針の間にシャフトを挟み、そのシャフトにタコベイトを被せました。タコベイトがワームの頭を保護します。

 ズレません。使い勝手も良いです。が、11月22日の投稿に書いた通り、新アイテムを開発して一番大切なのは「釣れるか」です。

 (上の写真で)カジカが食ってくるのですから、その何倍も大きいアブラメが食ってこない訳がない。

 前回やっとのことで30cmの壁を越えましたが、更にサイズアップして34cmのアブラメが(産卵後で痩せてますが)釣れました😄

 直リグじゃなくて間接リグ⁈ 略して「間リグ」と命名しましょう。

 めでたし、めでたしと意気揚々、帰路に着いたのですが、ふと、大事なことを思い出して、愕然としました。

 そもそもリグを開発しようと思った大本の理由は「ロックフィッシングは根掛かりが多いので、いかに格安のリグを作るか」でした。古くなって使えないメタルジグが勿体ないから、半分に切ってシンカーに使おう…から始まったリグ作りが、いつの間にか性能重視に偏り、気がつけば費用度外視になっているではあーりませんか😣

 本末転倒。既製品を買った方が安く済みます。さらに、タコベイトを使うなら、ワームを付けなくてもタコベイトだけで釣れるんじゃねぇ。なにが間リグだ。

 また無駄なことをしました😮‍💨 でも、いろいろ考えてアイデアを出し、試作品を試してみたり、あーでもないこーでもないと試行錯誤してる時って、楽しんですよね👻

 あっ。すっかり忘れてましたが、今日は昼から西風が強かったので夏泊半島東岸HGへ行きました。あたしは16時に帰ったのですが、次から次とイカ釣り人がやって来ました。初冬の風物詩ですね。

 この時期イカは港湾のセメント岸壁でも釣れますが、冬の夜は寒いのであたしは(一度だけ見学に行ったことはありますが)参戦しません。

[PS] 地震、大丈夫でしたか? 昨日、墓を見に行ったら、墓石がズレて落ちる寸前でした。寺のお堂は位牌とか供物が通路に散らばってました。